■スポーツ外傷を含む筋・腱損傷
■変形性関節症、関節炎
について治療を行っています。
国の認可がおりた医療機関でのみ治療可能な再生医療の枠組みの中で行われている治療法です。
費用は保険外診療(自費)となります。
治療を行うかどうかについては診察をさせて頂き、治療法について十分に説明を行ったうえで相談しながら決めますので、まずはお気軽に受診ください。
再生医療に関する受診は十分な診察時間を確保するため予約制としています。
当院受付☎086-231-5588にお電話頂き受診予約をしてください。
「血小板が持つ組織の修復力を促す治療」
PRP(Platelet-Rich Plasma、多血小板血漿)とは血小板が多量にふくまれている血漿のことです。血小板には組織の修復を促す成長因子を出す働きがあります。その力を利用して人が本来持っている治癒能力や組織修復力を最大限に引き出す治療です。
ご自身の血液から血小板を抽出して作製し、損傷されている部位に注射をします。ご自身の血液成分を用いた治療ですので、アレルギー症状が起きにくいという点も大きメリットです。
たとえば、プロスポーツ選手などで治療期間を少しでも短縮させ、怪我からの早期復帰を目指す場合。
■肘の靭帯炎、膝周囲の靭帯炎、アキレス腱炎など
(一定部位に繰り返しの負荷がかかることによる慢性的な損傷)
痛みを我慢して行うことで難治性(治療をおこなっても治りにくい状態)となることがあります。このような状態に 完治を目指すためにPRP療法を行います。難治性の状態は本来治るはずの組織が固くなってしまい治りにくい状態になっています。PRPを注入することで、本来の修復力を復活させ治癒を目的とします。
■変形性関節症 関節炎
変形性による関節炎に対する炎症を抑え痛みを緩和さすこと、軟骨のすり減りなどによる変形の進行抑制を目的に行います。
薬や理学療法、運動療法などの保存的療法で改善が乏しく、手術加療は様々な理由から難しい患者様への第3の選択肢として期待されている治療です。
従来のPRP療法と比べて関節内の組織を壊す作用を持つマクロファージという細胞がより少ないAPS療法(次世代PRP)が近年開発され注目されています。当院でも関節内へのPRP療法は現在APS療法を推奨しています。
PRP療法は保険適用外(自費)となります。
当院では、安全性と細胞抽出能力の優れている点よりGPSⅢキット、APSキット(Zimmer Biomet G.K.)を使用 しています。
筋、腱、靭帯へのPRP療法 10万円(税別)
関節内PRP療法(GPSⅢ) 15万円(税別)
関節内PRP療法(APS) 30万円(税別)